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2013年6月29日土曜日

【作る話題】 ワカメとキュウリの胡麻和え

5月5日は「わかめの日」でした(日本わかめ協会により1983年に制定)。
新ワカメの採取が一段落し、美味しい新わかめが市場に出回るのが5月。
この頃に出回るタケノコとワカメの「若竹煮」はまさに5月の旬のお料理ですね。

今回は、ワカメに注目した簡単おかずレシピをご紹介します。
ニンニクを使っているので、五葷抜き料理ではありませんが、
動物性をつかわないビーガン料理です。

<ワカメとキュウリの胡麻和え>
(VEGAN, garlic)

<材料>
(4人分)
ワカメ…60g
ミョウガ…2本
キュウリ…4本
すりゴマ…大さじ1
ニンニク…1片
醤油…小さじ2
ゴマ油…大さじ1       

<HFポイント>
ゴマ油とすりゴマの香ばしさが食欲をそそり、動物性食品なしでも美味しく
いただけます。
箸休めやお酒のおつまみにぴったりです。

<作り方>
(1) ワカメを戻して、食べやすい大きさに切る。
(2) キュウリは小さ目の乱切り、みょうがを千切りにします。
(3) ニンニクをすりおろし、調味料を混ぜ合わせます。
(4) ワカメ、キュウリ、ミョウガに調味料を混ぜ合わせて出来上がり!

冷蔵庫で冷やしておくと、冷製おつまみになります。
キムチをまぜると韓国風になり、美味しいですよ!
ニンニクが強すぎると辛くなりますので、お好みで調節してください。
塩蔵ワカメを使う場合は塩辛くなりすぎないようにしっかり塩抜きしましょう。

<注目ヒーリングフード:ワカメ>
ワカメに含まれるアルギン酸には、体内の余分な塩分やコレステロールを排出させる
働きがあるといわれています。
不溶性と水溶性の両方の食物繊維を含みます。
またワカメは鉄分、カルシウム、亜鉛等、有用なミネラルをたくさん含み、
血液をきれいにし、健康な血液を作ってくれます。

ワカメの浄血作用と造血作用に注目し、韓国では、出産後のお母さんは、
しばらくワカメをたっぷり食べるようにするそうです。
ワカメが血液を濃くし、母乳の出を良くすると考えているからで、
出産祝いにはワカメを贈る習慣もあります。
また誕生日の定番料理といえば、母(オモニ)の手作りワカメスープです。
子供が元気に成長することを願い、家族みんなで家庭の味を楽しむのですね。
韓国の方々にとってのワカメスープはきっと日本人にとってのお味噌汁のように
体も心も癒すヒーリングフードなのでしょう。

今回は、ワカメの和え物をご紹介しましたが、ごはんに混ぜたり、
スープやお味噌汁などに入れたり、お料理に幅広く活用できますので、
日々の食卓にぜひご活用くださいね!